2007年秋期のドラマ(有閑もこちらに追記)

結局(飛び石になりつつも)、月曜日から、ガリレオ、有閑、モップガール、ドリ☆アゲを見ました。(歌姫と働きマンは1話とこないだのやつ(極道とかヤクザ者大嫌いじゃきのの回と、書籍営業の回)しか見れてないという体たらくだったためはずします)有閑以外は、自分が見たかったから、ではなく、旦那が録画してたからです。なにしろうちの4歳児は9時に寝るんです。もちろん一人で眠ることなんてできませんから、完全に眠るまで付き合うのです。つまり私はプライムタイム、特に9時台のテレビは見れないのがデフォなのです(有閑をあの時間帯に放映することは世間的にはナシでしたでしょうが、わたくし的にはぎりぎりでアリでした)。ま、そんなわけで、今期、どうも微妙に自分的ストライクゾーンをはずしてたっぽいので。(このダーリン録画、たまにはいい仕事をするのですが。彼が見る見る言わなければごくせんも見てなかった私ですし)来期はもう少し自主的に選択して見たいと思います…って、それはともかく簡単に、それぞれのドラマの感想などをメモっておきたいと思います。

以下つづく。



ガリレオ」…とにかく、回によって出来不出来の落差が激しいドラマでした。思わず引き込まれてしまう回もあれば、退屈のあまりチャンネル変えちゃう回も。全体的には薄味な「トリック」に「アンフェア」を振り掛けました、みたいな感じでしたが、深夜ドラマならまだしも、月9だからこのくらいが丁度いいのかな。ゲストだけは毎回豪華で、むしろレギュラーキャストの魅力がいまいちつたわらなかった。主人公の湯川教授はかっこいいんだけど、天才科学者の狂気と孤独はあまり感じられず、柴崎さん(キャラ名忘れたなんだっけ)には刑事としてのリアリティがない。初ドラマ?だか初月9?となった芸人の品川も豪華なゲストに尺を割かれたためか強い印象を残せず。あ、でも真矢さんはいつ見ても素敵でしたねぇ。


有閑倶楽部」…これについては時間があれば別記したいんですけど、5話や9話や10話を撮ったくらいの感じで1話を撮れなかったもんかと、今言っても仕方がないけれど思ってしまいます。まあ、おかげさまで“急速に進化するドラマ”という珍しいものを見させていただきました。やっぱり主要キャストが若い&経験が浅い、ついでにスタッフもわりと経験浅そう、というのが、開始当初の出来の悪さにも、その後の「のびしろ」にもつながったんだろうなと思います(どたばた決まったので準備する時間がなかったのもあるかもしれませんけど)。よくもまあ途中で嫌になって適当に流したりせず、踏ん張ったな、と。ドラマはドラマ、原作とはやはり別物ではありますが、スタッフ&キャストが「有閑倶楽部」というテーマを愛していて、なんとか面白くしたい!とがんばっているのが伝わってきました。


モップガール」…色んなキャラクターを器用にこなすタニショーですが、それは毒がないゆえなのかな、と、本作を見て思いました。つまりこの手のドラマには、少々毒が足りない。一方で北川けいこさんは漫画的にはずしたキャラを演じるのすごく楽しそうでしたね。目が大きく表情は豊か。肉厚の唇をぐにゃと歪ませる表情も嫌な感じはしないのは、パーツひとつひとつが丸みを帯びているからでしょうか。度胸ありそうなのでシリアスな演技を見てみたいです(話題になった主演映画は未見)。あと最終回ははしょりすぎ、ほか削っても、タニショー死す?のくだりはもっと盛り上げてほちかった。携帯小説家のエピソードが面白かったので、あれをもっとー!なんだけど、なんか続きがありそうで続かなかったな。なお、同枠の来期の未来教師なんとかも絶対に見ます。


ドリーム☆アゲイン」…いくらプロ野球選手の魂が乗り移っているからといっても、他人の肉体でプロテストを受けるとか無理無理、とか、そもそもこの主人公はまったく仕事をしてない(できない)ようだがこんなんで社員の信頼が得られるのか、とか、突込みどころ満載ながらも、前半の主に朝比奈親子(仮)が絆を深めていくあたりは、面白く見てました。ただし後半はヒナちゃんが健康体にしか見えず、若干興ざめ。また、児玉清の一喝で、すべてを解決してしまうというラストシーン、あれはドラマとしてというか物語としてちょっとひどい。脚本家の怠慢です。


来期の月9はパスだなー。野島さんとか北川さんは当分いいです(そもそも月9で全部通して見たのって最近では「のだめ」だけかも)。たぶん「未来講師なんとか」と「一ポンド〜」と見ることになるのではないかと。あと「ハチクロ」もあるんだっけ。