野ブタ。のはなし

昨日ちゃんと書けなかったので…いや、今日もちゃんと書くつもりはないんですけど、こんな時間ですし…。アネゴの時も思ったんですけど、ここんとこの日テレさんのドラマ作りにはいくつかの改善すべき点があると、素人ながらに思います。
その1)やたらに原作を変えたがる
その2)出演者の人気などに影響されてストーリーやプロットが変わる
その3)そのため、テーマが曖昧になったり、つじつまの合わないところが出てくる
その4)そのため、脚本の完成が遅れに遅れ、スケジュールがキツキツに
その5)そのため、最終回の編集がおざなりになる

アネゴの時は、開始当初は予想しなかった黒沢くんへの反響の大きさに驚いた制作側が、プロットを大幅に変更してしまったため、色々問題が起きたよーですが*1野ブタ。の場合も、まず、(おそらく最終回の構想が曖昧なまま)原作の設定を大幅に変えてしまった。そして案の定脚本は遅れに遅れ、放映前日の朝まで収録が続くていたらく…。アネゴは黒沢に頼り過ぎだし、野ブタ。は修二と彰に頼り過ぎ*2。どっちも野心作だったとは思うのに。うん。ドラマ好きの例に漏れずクドカン好きなんですけど、彼のすごいところって、驚異的なつじつま合わせのテクニック。あれを見習え…とは言わないけど、つじつま合わすことが出来ないんだったら、一度組んだプロットは何があっても崩さない強い意志が欲しいよ。まぁ、最初からプロット作ろうって気すらなさげに見えるフ○の月○とかより、全然マシですが。

それでも、好きか嫌いかって聞かれたら、大好きなんだけどねー!もう、とんでもないモエドラマだったぜ…

*1:何しろ今や準主役扱いの黒沢くんは原作では脇役も脇役、途中でフェードアウト…。まあ、主要キャストを喰う好演だったけどさ。

*2:特に彰。ここからは私の勝手な想像ですけど、日テレさんは最初から“特別出演”山ぴをここまで推す気はなかったと思えてならない。結果として予想外の大活躍でしたけど。そもそも日テレさんの戦略は「ごくせん」の頃から亀たんが主軸だし…