SEX AND THE CITY

久しぶりに映画の感想でも書く。明日から9月ですし、ちょっと生活を変えようと思っています。なんていうかもっと積極的にいろんなことを吸収しに外に出ようかな、と。ま、時間とお金の許す範囲で、なんですけどね。

で、映画ですよ。ほんとは「デトロイト・メタル・シティ」も見てるんですけど、SatCが強烈だったんで何を書こうと思ったのか忘れてしまった。後日思い出したら。*1


セックス・アンド・ザ・シティ
登場人物の華麗なファッションはもちろん、駄洒落満載でぶっとんだ台詞の数々が楽しい映画。タイトル通りかなりきわどい内容で、特にPR会社社長のサマンサの恋人が競売で手に入れた指輪をパンツの中に隠して登場するシーンなど、最初はそのふくらみが指輪の箱と分からず(笑)、えー!?これいいの!?ってかなりびっくりしてしまいましたwしかも股間から指輪が出てきたことに感激してサマンサが言った台詞がThis is my second most favorite thing I've found in there!(あなたのパンツの中に見つけたものの中で2番目に好き!←1番目はナニっていう)。


とにかくサマンサの登場シーンはほぼすべてと言っていいほど際どい。隣に住む絶倫男の情事を盗み見た翌日に本人と遭遇しDeckとDickを言い間違える場面(My dog ran up on your dick... deck!:うちの犬がおたくのdick…じゃなくてデッキに上がってしまって!)や、寿司の女体盛りの場面など、爆笑と失笑の連続でした。でも、ストーリーが進むうちに、単なる尻軽女ではないことも明らかになってきて、なんだかかわいらしく思えてくるという…。しかも、映画の中で50歳の誕生日を迎えるんだよね!50歳にして…いや素晴らしい!


他にもミランダのビキニラインの無駄毛処理にまつわるエピソード、腹を下したシャーロットが間に合わずに粗相をしてしまうエピソード、将来への不安におびえるシャーロットにキャリーが慰めて言った一言(You shit your pants this year. I think you're done.:今年はもうパンツにお漏らししちゃったし、これ以上悪いことは起きないと思うわ)など、エロにもシモにも自在に走るシーンの数々に、笑っていいのかどうか悩んでしまうことが何度も。


もちろんきわどいだけの映画ではなくて、主人公のキャリーには普通に共感できることが多いはず。シャーロットのような女性は多いだろうし、ミランダとスティーブのエピソードも他人事じゃない人が少なくないのでは。
キャリーの秘書役でジェニファー・ハドソンが出て来るんだけど、相変わらずかわいくって、キャリーだけじゃなく観客にとっても癒しになってくれてます。


衣装協力のブランドがずらっと列挙された壮観のエンドクレジットも必見です。

*1:それだけでなくエンドクレジットに知人の名前発見して映画の内容が半分くらいふっとんでしまった。もしかしたら自分が彼女の立場にあったかも?とか、今更そんなことを考えた自分に凹んだ。まあ邦画観にいくとかなりの確率で知人の名前を見つけるので、そろそろ慣れろという話w