ブラマン

ようやく見ました。女テロリスト?スパイ?が出て来るたびに、旦那が大笑いしながら転げまわっていました…あんな目立つ奴いねぇYO!ということらしいですが、まあ原作漫画だしそこはさ。たしかに黒ブラ丸出しとかミニスカ生足とかデヴィ夫人顔負けの毛皮とかの衣装の数々には吹きましたが…あとあんな甘ちゃんでお口の軽いハッカーに国家の行く末をゆだねる脇の甘すぎる公安なんて嫌ジャン。テロリストものっけから手の内明かしすぎジャン。公安の人も防毒マスクくらい携帯していかないと駄目ジャン。いや、それよりなにより、あんな変態教師ばっかり赴任してくるとかどんな高校><出て来るキャラクターがいちいちステレオタイプなんだな。現実はそうじゃないから怖いんだと思う。あなたの隣の人が実は…っていう方がよほど怖い。


と、まあ突っ込みどころ満載とはいえ、テンポよくって一気に見れました。個人的には三浦君より佐藤君の(顔が)好きかも。お目目がきょろっとしてて。初回は一瞬しか出てきませんでしたが、次から出番が増えるのかな。三浦君も10代なのにお芝居しっかりしてますね、すばらしいです。


なんだかんだ言って暑苦しく感想(駄目出し疑問点含め)書いてる時点でそれなりに気に入ってます。

個人的にぐぐっと入り込めなかった第一の理由が、主人公の一貫性のなさにある…と思う。凄腕のハッカー&身体の弱い妹を気遣うやさしい兄&仕事で家を空けがちな父親には反抗的…ここまではいいんだけど、美人でナイスバディの女教師に鼻の下を伸ばし、赴任して間もないこの教師にいとも簡単に気を許して秘密をぺらってしまうくだりとかあまりにも唐突で、同じ人物かと思うほど。遊びでハッキングやってる程度ならばそれでいいかもしれないけど、今回のような尋常ならざる局面(国際テロに巻き込まれていて、父親は殺人事件の容疑者、しかも失踪中で生死も分からない)で、いくら美人教師にほだされているといえど、この警戒心のなさはちょっとアリエナイ気がします。普通必要以上に疑り深くなるもんじゃないか?無線を盗聴される可能性を危惧するなら、よく知らない人物の目の前でしかもよく知らない人物のPC使って暗号解読(それも国家機密的な)する危険性の方を心配しろよ、とかね。


あと気になったのは、豊洲のショッピングモールのくだり、あれは偽ウィルスをばら撒いて、出口に殺到した客を機動隊?に射殺でもさせようとしたのか、と思ったんですけど、それにしちゃ犯人がやたら目立つ指輪をしていたり、絡む必要ないところでわざわざ主人公に絡んでネタバラシをしたりしてましたが、あれは今後なんかの伏線になっていくのでしょうか。


なんか今急に猛烈な睡魔に襲われ、自分でも何書いてるんだかわからなくなってきました…とにかく「?」と思ったところが伏線に発展していくこともあるかもしれないので、次週以降にもおおいに期待したいと思います。