流星の絆

なんか別件が場外乱闘というか、いろんな意味で予想外の展開\(^o^)/を見せているようですが場外乱闘はあくまでも場外乱闘(そして既に本人不在)ですので、面白いけど傍観きめこんでますでも面白すぎるだろ(爆)。というわけで、いったん切り替えていきますよ。


流星の絆」第1話を見ましたので、簡単に感想を。


クドカン×東野圭吾…というより、クドカンによるミステリーということで、すわ新境地かと期待していたんですが(予告の作りなんかはミステリー色を強調していたような?)(でもよく考えたらIWGPもミステリーなんだよね。だから新しい組み合わせではないのだ)、蓋を開けてみれば新境地でもなんでもなくて、むしろいつものクドカン節が原作の…って原作は読んでないんでそこは評価できないんですけど、少なくともミステリーというか復讐劇としての味を殺してしまっているような気がします。正直1話は微妙。



ストーリーをざっくりまとめると、子供の頃に何者かに両親を殺害された兄弟が時効を前に復讐を計画する、という話なんですが、そこに大量に挿入されるクドカンらしいといえばらしい「笑い」に引きずられ、「両親の殺害」という設定が字面だけの陰惨さに留まってしまっています。よって、まず復讐を企てる3兄弟に感情移入が出来ない。特に、ホストのくだりは3人が詐欺を始めるきっかけとして必要なエピソードなのかもしれないんだけど、どうも唐突なんだよなあ。唐突なんだけど分量がそれなりにあるので、クールダウンしてしまう。復讐劇としては見る側の感情移入はマストだと思うので、そこのところを尊重するならクドカンテイストはもうちょい抑え気味でいったほうが吉なんじゃないかと思いました。なんだろうなあ、喜劇と悲劇の融合に成功してる作品は過去にもたくさんあるし今回も狙ったんだと思うんだけど、この作品では上手く行っていない。反発しあってると感じた。また初回延長があだになったのか、全体的に間延びしていて、やはりミステリーだとか復讐劇に必要な「緊迫感」も感じられませんでした。
(といいつつ一番気に入ったエピソードはポストイットさんです)


私が事前にてきとーに頭に入れていた情報が間違っていて、それがいけなかったのか…むしろ原作読んで見たほうが納得できるかな?とりあえず次回見て判断したいと思います。