■

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090901-00000517-sanspo-ent

はじめに言っておくけど、タレントを批判するものではありません。

これ本当に昨日今日分かったことなんだろうか。ぴーちゃんはともかく、錦戸君は明らかに調子悪そうにしていたし長時間姿が見えなかったところを見ても（プロなんだからがんばれ、と批判もされていたようですが）検査を行ったのが記事のとおり３１日だったとしても、その前日の昼間の段階で体調不良は周囲も認識していたはずだと思うんだけど。まあね、おそらく若く体力のある彼らには重症化の心配はあまりないと思う。でもあれただのバラエティ番組じゃないでしょ。障害者は健常者と比べてきわめて抵抗力が低いんです。重症化のリスクが非常に高いんです。出演者の体調が優れないなら、たとえ番組放送中にインフルエンザに罹患していることが確認できなかったのだとしても、局および事務所は、社会的責任を自覚して、体調が優れない旨を視聴者に伝えたうえで、完全に退席させしかるべき場所で待機させるべきだったと思う。

たしかにＮＥＷＳというグループにとって外しがたい大仕事ではあっただろうし、体調管理も仕事の一部ではある。しかし一生を通じてまったく風邪を引かない人間なんているだろうか。もちろん致し方なく体調不良を押して仕事をすることもあるだろうけど、それを美化し、気力があれば病に打ち勝てるのだ、あるいは病に負けるのは精神がたるんでいるせいであるというような、時代錯誤な精神論を振りかざすような、脳みそが筋肉で出来ているような、あるいは他人の痛みの分からない人間は、少なくとも障害者や闘病中の人を支援するチャリティにかかわってほしくないとさえ思う。なぜなら大迷惑だからです。

Ｐちゃんと錦戸君の一日も早い回復をお祈りします。